警察官になるための採用試験は、ほとんどの都道府県で二次試験まであります
一次試験:学力試験、小論文
二次試験:面接、適性検査、体力検査など
都道府県によって若干の違いはあるかもしれません
警視庁はこれに加えて漢字試験なるものもあるらしいです。
一次試験の学力(教養)試験で、もっとも最も多くの受験者が苦しむ問題が数的推理の問題です
例えば↓こんな問題です 解けますか?
[問題]5で割ると4余り、6で割ると5余り、7で割ると6余る最小の自然数の各けたの数の和はいくらか。
1.11
2.12
3.13
4.14
5.15
警察官採用試験で出題される数的推理といわれるジャンルの例題です。
試験全体の中では多くても3問~4問程度の割合ですが、合格のためには絶対に落とせない問題です。
このような数的推理の問題は、解き方を知っていれば時間をかけずにあっという間に解くことができますが、解き方を知らないと、全てのパターンを考えたり、グチャグチャたくさん手数を掛けたりしてすごく時間が掛かります。
知識で暗記のように知らなければ絶対に回答できないという問題ではありませんが、合格するためには上手な解き方のコツを知っている必要があります。
でもこういう問題の解き方って、高校の授業などではやりませんよね。
ではどうすればできるようになるのか。
本屋に行くと、警察官採用試験対策の本がたくさんあります。
どれを買ったらいいか悩みませんか。私はとても悩みました。
私が試験に合格するために選び抜いた参考書、それはこの著者の参考書です。
この畑中敦子 という人は公務員試験予備校の講師ですが、数的推理や判断推理の問題のスペシャリストです。
この人の解き方は本当に感動ものです。
私のように数学的センスがゼロの人間では十年考えても思いつかないような見事な解き方をあらゆる問題に対して解説してくれます。
予備校に行かずに独学で勉強する人も、この人の参考書は絶対に使った方がいい。
たくさんの書籍が出ていますが、もっとも必要な厳選3冊はこれ↓
ちなみにさっきの問題の答も載せておきます
正答は 1
この問題は、反対から見ると簡単になることがあるという解き方のひとつです
5で割ると4余るということは、5で割ると1足りないということ。
6で割ると5余るということは、6で割ると1足りないということ。
7で割ると6余るということは、6で割ると1足りないということである。
つまり、問題の数は5で割っても6で割っても7で割っても1足りない数、つまり5と6と7の最小公倍数から1を引いたものである。5、6、7は共通の因数を持たないから、最小公倍数は、
5×6×7=210
より、条件に当てはまる数は
210-1=209
∴ 2+0+9=11
ということです。
手数と時間を掛ければ解く方法はたくさんありますが、警察官採用試験に合格するためには、時間をなるべくかけずに解くことが必要になります。
その時に、今回の問題であれば、逆から見てみるという方法を知っているかどうかです。
この記事で紹介した厳選3冊を使えば、ほぼすべての種類の問題が簡単に解けるようになります。
これで他の受験者に大きな差をつけて下さい