警察官の仕事を紹介するシリーズ。第二弾は
Contents
交通課・交通部の仕事とは
名前の通り交通に関する業務です。
・事故係:人身事故やひき逃げなどの事故捜査
・取り締まり係:白バイやパトカー、覆面車両による交通違反の取締まり
・交通事務:車庫証明や運転免許に関する事務窓口業務
・事故防止係:交通事故防止活動
などの業務があります
また、本部には
取り締まり専門部隊の交通機動隊や高速隊、
死亡ひき逃げなどの重大事故の捜査に参加する事故捜査専門係
交通鑑識と呼ばれる交通専門の鑑識
などもあり、警察署には配備されていない最新の機材や技術をもっていて、重大事故の捜査に参加します。
死体を扱うこともある
警察の中で死体を扱うのがダントツに多いのは刑事課です
しかしこの交通課も死体を扱います
件数は刑事課に比べれば少ないですが、体がめちゃくちゃ・グチャグチャに損傷した死体が多いのが特徴です
なぜなら交通課が取り扱うのは死亡事故の死体だからです
交通事故の死体の損傷はものすごいです
人間の力ではなく車の力です。人間の力ではありえない損傷の仕方をします
体がちぎれていたり、内臓が飛び散っていたり
警察官だった時に取り扱ったバイク事故で、特に強烈だったのが
先着したパトカーからの無線で
「現場の路上に落ちていたヘルメットを確認したところ、中に頭部あり」
私は向かっている途中だったが、行くのが怖くなった
ライダーの方、どうかどうか速度は控えて、車を信用しない運転を
— 元警察官👮♂️ケイ (@motokeisatu) February 22, 2020
そういった死体を検視・解剖して、この人が亡くなった原因は交通事故によるものだと立証することも交通課事故捜査の警察官の仕事なのです
警察はどの分野の仕事でもそれぞれ大変なことがありますが、交通課の警察官の仕事も大変です。
次回は刑事課について紹介します

警察官の仕事(4)「刑事部・刑事課」
警察官の仕事を紹介するシリーズ。今回は 刑事課・刑事部の仕事とは 私も刑事課勤務をしていました 刑事課・刑事部の仕事は、一言で言うと 刑法犯の捜査 です
コメント