警察官の仕事(5)生活安全部・警備部・総警務

今日は3つまとめていきます

4 生活安全部・生活安全課

生活安全部の業務はかなり幅広く多種にわたります。

不法投棄から原子力まで扱うなどと言われていました

(1) 許認可事務
狩猟をする人が猟銃を持つための許可手続きや、風俗業務許可手続きなどの許認可事務手続きの業務です。

(2)防犯業務
例えば振り込め詐欺を防止するために高齢者に注意を呼び掛けたり、小学校でこどもたちに防犯活動をしたり、銀行に行って強盗訓練などを計画したりします。

(3)事件捜査係
生活安全部の捜査は、かなり多種にわたります
いくつか具体例をあげますと

① 少年事件

少年が加害者の場合だけでなく、例えば高校生をガールズバーで働かせたなどの福祉犯罪なども扱います

②条例違反犯罪
条例違反で多いのが「痴漢」

痴漢は刑法犯罪ではなく、迷惑防止条例という都道府県などが制定した条令違反になります。

そのため刑事課ではなく生活安全部が事件捜査を行います

そのほかにも、未成年者保護育成条例なども扱います。

③その他特別法犯犯罪
不法投棄などのゴミから原子力までほんとうにいろんな事件を扱います。
風俗関係の事件も多いです。

(4)保護関係
自殺未遂者(死んでしまうと刑事課扱いになりますが、未遂だと生活安全扱いになります)、ひどく酔っ払って一人では安全が確保されない人、捜索願、行方不明者などの業務です。

まだまだありますが、概ねこのような業務が生活安全部門の仕事となります。
捜査だけでなく、事務的な仕事や防犯活動まであり、生活安全部といっても業務内容はかなり幅広いのが特徴です。

5 警備部
警備部はもっとも得体のしれない存在です。
ご紹介できない業務も多いのですが、紹介できる範囲で主なものを上げると

・機動隊
・SP(要人警護)
・外国人犯罪(不法滞在などの入管法関係が多いです)
・公安の仕事

他にも色々あるのですが警備については、短めにしておきます。

6 警務・総務

総務という字からわかるように、一般の会社と同じように

人事・給料なども含めた福利厚生
装備品や制服・車両の管理
各種行政書類関係

といったデスク的なお仕事です。

また、「監察」も警務部の中の部署になります。
監察というのは、警察内部の不祥事について調査したり、規則通りの業務を行っているか調査したりする部署です。
監察という部署も警察官が担当しているわけですが、警察官たちを監視したり問い詰めたりする業務ですので、ほとんどの警察官たちにとって煙たがられる存在です。
監察については、別の記事で詳しくご紹介します。

警察官の福利厚生についても別の記事で詳しくご紹介します。

 

留置管理課も警務部の中に入ります

逮捕した被疑者を留置場で取り扱う仕事です。

 

以上が警察官の仕事の種類や内容になります

警察官と言ってもどこに配属になるかで、業務内容はまったく異なります

私は刑事や地域をやったので、交通や警備のことはあまりわかりません。

しかし、逆に考えれば、ひとつの組織の中でこれだけいろんな仕事を経験できる可能性があるのは警察官の魅力のひとつだと思います。

こちらの記事⇒警察官採用面接で、警察が望む回答を確実にしたい方へ⇐でも書いたように、採用面接で合格するための志望動機を考えるには、警察官の仕事内容をある程度知っておくことは必ず必要です。

今回紹介した中から、自分はどんなことをやりたいか考える参考にして下さい。

コメントを残す