警察官採用試験に合格して、警察学校に入るまでの数ヶ月の間に、ぜひ毎日やっておいた方がいいことについて書きます。
それは、ランニングです
ランニングだけはしておかないと、警察学校に入ってからつらくて惨めな思いをすることになります
まさかこんなに走れない人たちがたくさんいるとは思わなかった
警察学校に入って驚きました。
警察学校に入校してくる人たちの中には、20歳代にも関わらず、ましてや警察官として入校してくるにも関わらず、ろくに走ることもできないで入校してくる人がたくさんいたのです
体型も太り気味だったり、完全な運動不足状態です
ここでいっている「走れる」というのは、陸上部の選手のようなレベルではありません。
数字で言えば、1500メートルを、せめて5分台走れる程度のレベルです。
もっとハードルを下げても、1500メートルを6分前後で走ることができる程度の走力はあった方がいいでしょう。(中学校レベルです・男性の場合です)
警察学校での訓練はとても厳しくてつらいとよく言われていますが、実際は大したことはありません。
今後の記事でどんな訓練をするのかは紹介していきます。
少なくとも私は高校での部活の方がよっぽど厳しく大変でした。(本気で全国大会目指してましたので)
しかし、それは私が学生を卒業した後も定期的にスポーツを続けていたからというのもあると思います。
過去に部活などで本気でスポーツをやっていた人でも、その後運動の習慣がなくなっていれば、体はあっという間に衰えています。
運動しないと自分がどれだけ衰えているかもわかりません。
そういう人は情けないくらい走ることもできない状態で入校してます。
そして、ちょっときつめの走力トレーニングになると脱落していきます。
そんなの恥ずかしいですよね。高校生の部活にも及ばない程度のトレーニングで脱落していくなんてみじめです。
(ちょっときつめの走力トレーニングになると、いつも足が痛くなるどうしょうもないのもいました。クラス全員がウソだとわかってました)
女性より早く脱落する情けな過ぎな男もいました。
走力がなくて惨めな思いをするのは自分
警察学校でのトレーニングでは、駅伝やリレーといったチーム制での対抗もよく行われます。
そんな時に自分のせいでチームの成績が悪くなるとやはり恥ずかしいでしょうし、恥ずかしいとも思わないのはもっと問題です。
繰り返しますが、訓練はそんなに厳しいものではありません。運動不足な体でなければ適度な運動程度って感じです。
入校前1カ月から毎日30分くらい走っておけば、どんな人でもある程度の状態にはなるでしょう。もちろんもっと早くからやれればさらにいいです。やらずに入校するのとでは雲泥の差でしょう。
忘れてはいけないのは、ダイエットが目的ではなく、走れるようになることが目的であること。息も切れずに汗を少しかく程度では足りません。
ずっと運動してなかった人は、最初はジョギング程度から始めてもいいでしょう。
しかし、入校直前までずっとそれではダメです。
慣れてきたら負荷を強めていきましょう。
息が切れて苦しい、酸素が足りなくて足が重い、
そのくらいまで走りこみましょう。
毎日毎日同じ距離を5秒でもいいからタイムを縮めるように意識して、「走力」をアップさせましょう。
「走れる」ことと「走れなくはない」というのは違います。
少なくとも「走れる」状態で入校すれば、恥ずかしくてみじめな思いはしません。
堂々と誰とでも対等に成長していける入校生活が送れるはずです。
恥ずかしくてみじめな思いをするのは自分自身です。
筆記試験の結果などは自分で言わなければ隠せますが、走れなくて訓練から脱落していくのは同期全員に見られます。
どうか自分のために、最低限運動できる体で入校してほしいと思います。
入校前に自分に厳しくしておいた方がいいですよ。