落し物をした時、拾った時、自分の身を守るために知っておくべきこと

駅前交番には毎日たくさんの落とし物が届けられます。

落し物をしてしまう

落し物を拾う

いつ自分が当事者になるかわかりません

そこで今回は、落とし物について知っておくと得することについてまとめました。




1 財布には人に見られて恥ずかしいものは入れない

財布を落として誰かが拾った場合、中身をすべて見られることになります。

男性の財布の落し物で多かったのが、コンドームとか風俗の割引券が入っている人がたくさんいました

男女に限らず、恥ずかしいプリクラやメモなども気をつけましょう

確かに財布に入れたくなるとは思いますが、落として届けられた時恥ずかしい思いをします。

交番に届けられると拾得者と一緒に中身をすべて確認する

落し物を拾った人が交番に届けると、基本的には警察官と一緒に中身を確認します。

そしてすべての物を書類に書き込んで、中身がすべて記載されたことを確認して、拾得者のサインをもらいます。

なぜかというと、警察官が盗んだと言われないためです。

そのため、あなたがもし財布を落としてそれを誰かが交番に拾って届けたら、その拾得者と警察官で中身をすべて見て、書類に記載するのです。

「風俗の割引券が2枚」

とか書かれた、受け取りに行く際恥ずかしくないですか?

 

受け取る時にも持ち主と警察官で中身を確認する

受け取りに行った際、警察官と持ち主で一緒に中身を確認しますので、恥ずかし&気まずい思いをすることになります

自分は大丈夫と思ってる方もいるだろうし、自分はよく落し物をするから気をつけようと思ってる方もいると思います

どちらにしても間違いないのは、誰でも落し物をする可能性はあるということです

一番いいのは首からぶら下げるのが間違いないですが、財布やケータイや鍵をいつでも首からぶら下げられるわけではないですよね

落として見つかった時に、気まずい思い、恥ずかしい思いをしないように、見られて恥ずかしいものは財布には入れておかないようにしましょう。

運よく拾ってもらえても、受け取りに行きにくくなりますよ。

 

2 逆に財布に入れておいた方がいいものとは

見られて恥ずかしい物は財布には入れるべきではないと言いました。

では逆に財布に入れておくといいものはなんでしょう?

 

それは自分の携帯電話の番号がわかるものです

落した時に自分の携帯電話の番号が知られるから止めた方がいいと思う人もいるかもしれません。

確かにそのデメリットはあります。

しかし、それを上回る大きなメリットがあります。

それは拾った人が直接連絡をくれる可能性があるということです。

これはとても大きなメリットです

拾った人が親切な人であれば、わざわざ警察に届けずに直接連絡をくれます

これはとても大きなメリットです

警察に届けると自分のところに返ってくるまでに長時間かかります。

財布を拾った人が交番に行って警察官が免許証などから連絡先を調べて連絡が着く、という流れでは拾ってから連絡が来るまでに時間が掛かります。

拾った人がすぐに届けてくれるとも限りません。

駅やショッピングモールで拾った場合には、警察には届けずに駅員や店員に届けることもあります。

駅員や店員では免許証から連絡先は調べられませんし、警察に届くまでにまた時間が掛かります

 

落としてから返ってくるまでの所要時間(日数)が1時間以内かそれ以上かで、負担や労力に大きな差がある

 

財布を落としたことに気が付いたらまずやるべきことは何か

財布を落としたことに気が付いたら、まずやるべきことは何でしょう?

交番に届ける?

いいえ、ちがいます。

もっと真っ先に急いでやらなくてはいけないことがあります。

 

それは、キャッシュカードやクレジットカードが使用できないように止めることです。

これをしないと、悪意ある者に拾われた場合、キャッシュカードから現金を引き出されたりクレジットカードを使われてしまう可能性があります。

まずは電話でこれをすぐにやります。

警察への届け出はその後で大丈夫です。

ただし、実は大変なのはこの後なんです。

止めたキャッシュカードやクレジットカードをまた再発行するにはとても面倒な手続きが必要です。

そのために数時間は時間を費やさなくてはいけません。

もし運転免許証も失くしたら、また免許センターに行って再発行もしてもらわなくてはいけません。

このように悪用されなかったとしても、その後の復旧手続きに膨大な時間と労力を必要とします。

 

自宅の鍵も一緒に落とした場合も大変。

免許証など住所がわかるものと自宅の鍵を一緒に落とした場合、そのカギを使って侵入される心配が出てきます。

そうすると、自宅の鍵も代えなくてはなりません。

そもそも自宅のカギを失くして、カギ屋に開けてもらうのも数万円掛かりますし、自宅のカギを変えるのも数万円掛かります。

このような措置をしてしまった後で、自分の元に失くした物が返ってきても意味がないし、費用は返ってきません

 

拾ってすぐに届けてもらえたら、こういった労力や費用負担は発生しない

もし、落としてすぐに拾った人から連絡が来たて返してもらえたら、カードを止める必要も、カギ屋を呼ぶ必要もないですよね。

何時間という時間と数万円という費用を失わずに済むわけです。

だから、落として拾ってもらえて1時間以内に返ってくるかどうかで大きな差が出るわけです。

そのためには、財布の中に自分の携帯電話の番号がわかるものが入っている必要があります。

だからデメリットがあるとしても、財布には自分の携帯電話の番号がわかるものを入れておくべきなのです。

ただのメモ用紙の紙片でいいです。

名刺でもいいでしょう。



盗難の被害品のような物を拾ってしまった場合

私が交番勤務の時には、ひったくりの被害品が誰かに拾われて届けられるということが数多くありました

ひったくりをやるバカたちはひったくった後、人目のつかない所でバッグの中を漁って現金を抜き取ります

現金を抜き取ると、必要ないもの(バッグごと)はさっさとどこかに捨てるわけです
もし持ってるところを見つかったらまずいですからね

そうやってひったくり犯が捨てたバッグがよく拾得されました

こういった物は、拾得として警察に届けられても拾得品ではなく刑事事件の証拠品としての扱いになります

 

事件事故の証拠品だった場合届けた人も面倒な手続きに付き合わされることになる

事件事故の証拠品だった場合、ただの落とし物の時よりも手続きに約2倍の時間が掛かります。

もし、そういった面倒なことに巻き込まれることが嫌だったり、急いでいて時間がない時にそういったいかにも盗難品のような物を見つけてしまった時にはどうすればいいか

無視してしまうことももちろん可能ですが、被害者のことを考えるとそれも可哀そうですよね

お金がなくなってても、免許証とかケータイとか自宅のカギ、思い出の品、等などが入っているわけです

被害者のためを思えば、早く警察に届けてあげたいと思いますよね

 

自分が面倒な手続きに巻き込まれずに、被害者に返却されるようにするにはどうすればいいか

それは、その場から110番して財布が落ちていることを通報しましょう

通報すると電話口の警察官からおそらくこう言われます。

「そこに警察官を向けるから、それまで待っていてほしい」

そうしたら「とても急いでいて待っている時間はない」と言って立ち去って大丈夫です

「絶対に待っていなさい」などとは言えまえんから、場所だけ伝えてあげれば大丈夫です

そうすれば、自分は事件の手続きには巻き込まれずに済むし、被害品は被害者の元に返ることができます

これが一番いい方法ですので、ぜひ知っておいて下さい。

 

落とし物は、自分がしてどれだけ困るかがわかります
と同時に、届けてくれるありがたさもわかります

人のためにも、自分のためにも、なるべく早く落とし主に見つかったことがわかるようにしてあげることが大切です。




 

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