カーナビは品質に大きな幅があります
こちら↓はかなり高額なカーナビ。(画像をクリックすると価格が表示されます)
一方でこちら↓は低価格帯のカーナビ(画像をクリックすると価格が表示されます)
同じカーナビでも、その価格差40万円以上。
高額なカーナビは取り付けない方が賢明
なぜか?
車上狙いの被害に遭いやすくなるからです
車上狙いとは、誰も乗っていない車の中から金品を窃取する窃盗の手口です
窃盗の中でも、かなり発生件数の多い手口です
これ↓は警察庁発表の2017年1月~6月までの窃盗手口別発生件数です
窃盗事件の総件数が約80万
そのうち車上狙いが6万5千件。
自転車盗の26万件、万引きの11万件に次いで多い。
車上狙いがどれだけ多く発生しているかがよくわかります。
私も何百件も被害を見てきました
車上狙いは、車内に金品がなければ発生しません
犯人は車内を確認して、目星をつけます
車内に何もなそうであればガラスを割ったりはしません。
そのため車上狙いは、意識が高ければある程度防げます
狙われるような物を車内置いていかなければいいのです。
これを徹底すれば車上狙いには遭わない。
誰でも今すぐできます。
しかし、これがどうしてもできないのがカーナビです。
ポータブルタイプ以外のカーナビは車から離れる際にいちいち持ち出せない
車内に残していくことになります
車上狙いで狙われる被害品のトップがカーナビです。
高額なカーナビは高額で売れる。
盗む方は高額で売れそうなカーナビはよく知っている。
高額・高性能なカーナビを取り付けている限り、常に車上狙いに遭う高いリスクを負うことになります
そもそもカーナビなんて取り付ける必要がない
スマホのグーグルマップは優秀なカーナビです
むしろ最新の道路データはカーナビより優れている
私も車にカーナビはついていますが、道案内はスマホ使っています。
カーナビはただの映像再生機になっています
ラジオだってスマホで聴ける。
だから高額・高性能どころか、カーナビすら取り付けないのが一番いいんです
どうしても高機能なカーナビを付けたいなら、もうひとつ必ずやるべきこと
どうしても高額なカーナビを取り付けたいなら、車のセキュリティを高めることが必要です
高額なカーナビが設置されていることは、間違いなく車が狙われる可能性を高めます
車上狙いに遭うと本当に悲惨です
被害は盗まれた被害品だけではありません。
愛車の窓ガラスが粉々に割られ、破片が車内に散乱している
カーナビがあったはずのところには何もない。
車内には消火器の消火剤が巻かれている
そんな悲惨な現場を何百件と見てきました。
こうなってから後悔しても遅い。
被害に遭った人も誰もが思っていた
「自分は大丈夫」
「まさか自分が被害に遭うとは」
他人事はもう止めましょう、
車上狙いは半年間だけで6万5千件も発生している。
自分にもいつ起きてもおかしくないと思って下さい
高額なカーナビを取り付けるなら、車を守るしかありません。
割られたガラスや消火剤の清掃に何十万円と掛けるなら、高額でも効果の高いセキュリティを取り付けておくべきです
しかし、このセキュリティについても、他人事や甘い考えの人が多すぎます。
犯人は甘いセキュリティはすぐに見破って来ます。
次回は、最低限必要な車のセキュリティについて書いてみます
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