私の親しい友人で数年前に離婚した人がいます
彼は一年以上に渡る別居や離婚調停を経て、苦労して離婚しました。
当時の彼は目に見えてやつれていくのがわかりました。
精神的な健康悪化から通院もしていました。
特に、
元妻の親が職場に嫌がらせをしてきたこと、
こどもに会えなかったこと
に苦しんでいました
先日久しぶりに彼に会いました。
今はとても幸せそうでした
私がブログをやっていることを言うと、自分が離婚で経験したことをブログに載せてほしいと言いました
自分の経験や学んだことを知ってもらえれば、同じように今離婚で悩んでいる人の役に立てると思ったようです。
今後、原案の文章も作成してメールで送ってくれることになっています。
これをきっかけにしばらく間、離婚に役立つ情報を本気で作っていこうと思っています
離婚は結婚の3倍?5倍?の労力を要すると言われるくらい大変
私は、離婚でとても苦労した人を間近で二人見てきました
一人は今回の彼
もう一人は女性です。
彼女は夫のDVに耐えかねて、着の身着のままこどもを連れて突発的に家を出てきました。
専業主婦だったので所持金はほぼなし、住む所さえないという状況でした。
そこから人生を立て直さなくてはいけませんでした
別居してから一年近く離婚調停をしていたのですが、その時のことを私は詳細に知っています
この二人のケースから得た「離婚で悩んだ時に必要な情報」がたくさんあります。
それを記事にしていきます
友人の彼についたは、今後彼から送られてくる文章内容を基に更新します
まずは次回以降は、DV夫から逃れた女性のケースから更新していきます。
離婚は心身共に人を疲弊させる。
そもそも離婚活動はポジティブな気持ちで望めない
自分がどれだけがんばって、どれだけ自分の望む条件が実現できても、いきつく先は離婚です。
離婚=不幸とは限りません。離婚した方が幸せになれる場合もたくさんある。
でも、結婚のように、めでたくお祝いという気分で向かっていけるものではないでしょう。幸せな結婚に向かうなら、大変な作業でもポジティブな気持ちでやれる。
でも離婚に向かってやるべきことは、いくら自分のためとはいえ明るい気持ちでやれるものではありません
だから、離婚争いは深刻にその人を疲弊させる
二人とも当時は本当につらそうでした。完全に病んでました
離婚は見たくなかった自分の心の醜い部分と向き合うことになる
離婚争いは人間の感情的な部分が剥き出しになります
離婚の決意が決まったら、その時点から夫婦は争う相手になります。
それまでは助け合って一緒に生きていく存在だった相手が、何もかもを奪い合う相手になる
離婚後は他人になるんだから当然といえば当然です
相手のことなど考えていたら、自分の幸せが減るんです
この人にもいいところはあるから財産は譲ってあげよう、などと情けを掛けていては、その後の人生で苦しむのは自分です。
幸せに必要な要素を少しでも相手から奪うことが目的になります
だから離婚では、人間の理性的な部分は影を潜めます。
相手への思いやり、優しさ、マナーなどです。これらはなくなる。
反対に剥き出しになるのが、憎しみ、恨み、欲。
心の醜い部分が暴れまくる。
その気持ちが実際の行動にも出てくる。感情が爆発したり叫んだり泣いたり、相手に嫌がらせをするようになったり。
二人のケースでも、二人が受けた嫌がらせや奪い合いは本当にひどいものでした。
最初は歯を食いしばって耐えていましたが、相手にそういうことをされると、自分もそうなっていってしまいます
憎い相手には何一つ譲りたくない、奪えるものはすべて奪ってやりたい
もっと相手を苦しめる効果的な方法は何か。
そういうことを考えてしまうようになる。
自分にもそういう心が存在していたんだと知ることになる
自分に嫌気がさしたり自信を失ったりしてしまう
これも離婚で苦しむ原因のひとつでもあると思います
ほとんどの人にとって離婚はわからないことだらけ
離婚はほとんどの人にとっては人生で初めてのことです
だからわからないことだらけ。わからないから悩んで苦しみます
このように、離婚にはその人を心身ともにどん底まで疲弊させる要素がいくつもあります
離婚で悩み苦しんでいる人はたくさんいる。
これからもなくならないでしょう
だから、そういう人の悩みを解決できる内容を作っていきたいと思っています。
次回⇒DV夫から逃れるため2歳の子と家出をした女性。彼女のケースから離婚に必要な情報を掘り起こす