私はF1大好きです
1990年代前半、セナ、マンセル、プロストの頃から見始めました
F1は自動車レースの最高峰のカテゴリーです
F1はまさに世界選手権で、世界中の国を転戦しながらレースが行われます
ヨーロッパ、アジア、南北アメリカ、オーストラリアでもレースが行われます。
シーズンは一年単位で、1年間に約20レース行われる。
レースごとに各順位に応じてドライバーにポイントが与えられます
現在だと、一位には25ポイント、2位には18ポイント、3位には15ポイント・・・・10位1ポイント。
年間で最大のポイントを獲得したドライバーが年間シリーズチャンピオンとなります
2000年の優勝者、2001年の優勝者というふうに、年間でシリーズになっています
実は日本にも毎年やってきます
三重県の鈴鹿サーキットに10月頃やってきます
鈴鹿サーキットは多くのドライバーから「チャレンジしがいのある大好きなコース」と言われる世界屈指の名コースです。
私は、鈴鹿には5回観戦に行っています。
海外観戦も一度行っています
ありがたいことに妻さんもF1好きな人だったので、二人の共通の楽しみです
今回は私の大好きなF1を好き勝手に語りたいと思い、何にしようか考えました
名バトル、
好きなドライバー
好きなコース
など
今回は、これまで見てきた年間シーズンで、特にエキサイティングだったシーズンベスト3を選んでみることにしました
ここで挙げた年のF1シーズンは、総集編のDVDを買う価値ありです。
F1って何なの?という人から、テレビでは見るけどDVDまでは買わないという人まで、ぜひ見てほしい選抜シーズンです
ではまず第3位から
第3位 2004年
この年を選んだ理由。
それは私が日本人だからです
この年は、日本のホンダのマシンが大傑作。
シューマッハフェラーリに継ぐ競争力を持っていました
このマシンです。かっこいい。
そして、そのホンダに乗っていたのが日本人の歴代F1ドライバーでもっとも活躍した佐藤琢磨。
この年のアメリカGPでは3位に入って表彰台にも上がっています
時差の関係で朝方4時くらいだったと思いますけど、テレビで見てて大興奮でした。
レース途中、チームの戦略ミスで順位を10番手くらいまで落として、そこから自らのドライビングで強力な相手たちをグングン抜いていって3位に入ったんです。
日本人にとっては嬉しかったシーズンです
ホンダのもう一人のドライバー、イギリス人のバトンは複数回表彰台に上り、この年ではもっともシューマッハのライバルとなったドライバーでした
↓琢磨とバトン↓
この年のホンダのマシンは本当に速かった。そしてかっこよかった。
タイトル争い自体は、早々にシューマッハで決まりだったのでそれはおもしろくなかったのですが、ホンダの活躍と佐藤琢磨の活躍が嬉しかったシーズンなので入れました
第2位 2003年
この年を選ぶ理由は、
シューマッハ時代の終わりが始まった年
だからです。
始まりの終わり?
1990年代後半から2000年代前半はF1はおもしろくなかったんです
なぜか。
勝者がシューマッハって決まってるから
それくらい強過ぎた
どうせ今年もシューマッハ、どうせ次のレースもシューマッハ。
そんなシーズンが続いていた。唯一ハッキネンというライバルがいましたが、シューマッハだけがあまりにも強過ぎた
そんなシューマッハ時代がいよいよ終わりそうな予感をさせてくれたのがこの2003年シーズンなんです
結果的にはシューマッハがタイトルを獲ってしまうのですが、3人の若手がシューマッハを脅かした
ライコネン、モントーヤ、アロンソ
↓ライコネンとモントーヤ
ライコネンとアロンソはこの年にレースで初優勝して、数年後タイトルを獲ります
モントーヤも好きでした
コロンビア人で超攻撃的なドライビング。
F1がおもしろくなるためには、あぁいう暴れ馬が絶対に必要だと思うようなドライバーでした
シューマッハ時代が終わって、新しい時代の始まりを感じたシーズンとしてとても楽しめたシーズンでした
もう一点、この年がお気に入りな理由は、私自身が初めて鈴鹿サーキットでF1を観戦した年なんです
初めてF1マシンの音を生で聞いた時の衝撃は今でもはっきり覚えています
テレビ放送でどうやってあれだけ音を小さくしているものかと思ったくらいです。
私は130Rという、コース後半部分の席だった
その時に観戦席から撮影した写真
私が座る観戦席は、F1マシンが発進するチームガレージからは数百メートルも離れたところでした
だからマシンがガレージ(ピット)から出ていく姿は私のところからは見えないんです。
でも、マシンが発進したであろう瞬間から、これはとんでもない物が動いているとわかった。
遠くから聞こえるものすごい爆音。
そしてその爆音は数百メートルも離れたところからみるみる近づいてきて、私の目の前を一瞬で走り去った。
耳が痛!
隣に座っている人とも会話ができない。
あの衝撃はすごかった。
鼓膜の中までビリビリくる
それを始めて体験したのがこの2003年でした。
自分の中でも初体験の年であり、シーズンのおもしろさとしてもシューマッハ時代の終わりを予感させるエキサイティングな年でした
第一位 2007年
DVDパッケージの3人です。
最終戦ブラジルGPを残して、タイトル獲得の可能性は3人に残されていました
最終戦ブラジルGPを迎えた段階で、ポイントリーダーはなんと新人のハミルトン、それに2位で続いていたのがチームメートで前年王者のアロンソ。この二人のチームはマクラーレン。
そして3位がフェラーリのキミ・ライコネン。私がもっとも大好きなドライバーです。
通称アイスマン。
フィンランド人ということもあるのですが、とにかくクールな性格。メディアにも最低限の言葉でボソボソと表情一つかえずにしゃべる。
他人のことやうわさ話に一切興味なし。でも顔はメチャクチャかっこいい。バトンとライコネンは2000年代のイケメンドライバーランキングでダントツの二人です
最終戦を残して、3位のライコネンはタイトル獲得の可能性があるとはいっても、ハミルトンとは7ポイントもの大差があり、逆転するには奇跡のような展開が必要だった。
当時は一位の獲得ポイントが10点。2位が・・8点だったかな。
つまりライコネンが一位をとっても、ハミルトンが5位に入れば年間合計はハミルトンが上回る
ライコネンとしてはなんとしても一位になり、あとはハミルトンとアロンソが下位に沈んでくれるのを期待するしかなかった。
もうね、この最終戦が始まる前のグリッドの様子をテレビで見ていた時は、ドキドキでした
時差の関係で確か、日本時間は深夜2時とか3時くらい
確かその日はそのまま朝から当番勤務で翌朝まで夜勤だったのに、そんなことお構いなしにテレビにかじりついてました
この最終戦に来るまでにものすごくいろんなことがあって。もつれにもつれて、そしてついに決着の時って感じでした。
結果は、まさか本当に奇跡のような展開が起きてしまった
レース前半でハミルトンに2回もアクシデント。
そしてライコネンは、自らのものすごい速さでレース後半にトップを奪取
もっとも可能性がないと思われていたライコネンがまさかの大逆転でシリーズ優勝。
ホントかっこよ過ぎ!最終戦で大差をひっくり返して勝利するなんて、どこまでかっこいいことしてくれる?って
もうね、テレビ見ながら大声出してましたよ
ひとつのレースで優勝しても獲得できるポイントは10ポイントです。
ライコネンは最後の2レースだけで17ポイントもの大差をひっくり返して優勝しちゃったんです
今まで見てきたF1シーズンでもっともエキサイティングなシーズンでした
最後に勝ったのが自分の好きなライコネンだったってことも当然一押しの理由です。
ダントツでおすすめのシーズンです。
実は翌年の2008年も最終戦、しかもファイナルラップ(最後の一周)でシリーズ優勝者がひっくり返ったんです。そういう意味では2008年もエキサイティングだったのですが、勝ったハミルトンがそんなに好きじゃないので、2008年は入れませんでした。
この年はライコネンもシーズン通してなんか力出し切れてなかったし。フェラーリがお粗末なミスを繰り返してなければマッサが楽勝で勝ってたはずのシーズンなのです。シンガポールで給油ホース引きずりながら止まったマッサの姿はひどすぎた。
ということで、私の大好きなシーズンを選んでみました
2007年以降から現在までの10年間がひとつも入っていませんが、その理由としてレッドブル(ベッテル)強過ぎ期間(ベッテル4連覇)、メルセデス強過ぎシーズン(2014~2017)はあまりおもしろくなかった。2010年だけは5人でタイトル争いがあっておもしろかったかな
あとは、マシンの音が情けなくなって迫力がなくなったこと、マシンの形状がかっこわるくなったこと。こういった理由から選びたいと思えませんでした
マシンの形状については2017年からまたかっこよくなっています
私自身は2011年の海外観戦以降、現地観戦に行ってません
何しろマシンの音がへなちょこになってしまったので。
でも今年あたりまた鈴鹿行こうかなぁと考えています
今回は完全に趣味主観ブログでした
でも好きな事って書いてて楽しい。
これでもコンパクトにまとめたつもりです
最後まで読んで下さった方ありがとうございました
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