元警察官@motokeisatuです
警察官は医師や葬儀屋と並んで死体と対面することが多い仕事です
警察官になりたい人の中には、「死体なんて絶対無理!」という不安を抱えている人もいると思います
自分がやりたいのは白バイであって死体はやりたくない。でも警察官になったらやっぱり避けられないの?
そんな思いの人もいると思います
警察官になったら死体は避けて通れないのか
その不安に対しての実態です。
警察官で死体を一度も見たことがない人はおそらくいない
といえるくらい、警察官であれば死体は避けて通れません
あ、ここでいう警察官とは、各都道府県警の地方公務員の警察官です
国家公務員試験で警察庁に入られたキャリア警察官たちは、死体を見たことがない人もいるかもしれません。詳しくは知りませんが。
少なくとも現場の最前線で駆けずり回っている警察官たちの中には、一度も死体を見たことがないという人はいないでしょう。
しかし、死体を見たことがあると一口に言っても、その関わりの程度は大きく差があります
「死体を見たことがない警察官」はいないとしても、「死体を取り扱ったことはほとんどない」という警察官はけっこういるのです。
「死体を見る」と「死体を取り扱う」は全然ちがう
死体を見るとうのは、文字通り見るだけです。まぁ臭いを嗅ぐというのもこの場合含みます。
一方、「取り扱う」というのは全然ちがいます。
グチャグチャになった溺死体を抱きあげて水から引き上げたり、
ウジ虫だらけで激臭を放つ腐乱死体の検視をしたり
解剖に立ちあったり
こういうのが死体を取り扱うということです
警察組織の各セクション(地域、刑事、交通、生活安全など)の中には、死体を見るだけのところと、死体を取り扱うところ、ほぼ死体を見ないところがあります
だから、警察官といっても、どの業務どの課に入るかによって、死体とのかかわりの程度は大きく差があるのです
何十年という警察官人生で、数える程度しか見たことがないという人もいるし
警察官人生のほとんどが死体ばっかりだったという人もいます。
もし、どうしても死体だけは嫌だと思うなら、なるべく死体と関わることがないセクションに行けばいいのです
ということで、今回の不安
「警察官になったら死体は避けて通れないのか」
に対する答えは
「一度も見ないというのは避けられない」
「しかし、希望するセクション(課)を適切に選択してそれを実現できれば、死体との関りを少なくすることはできる」
となります。
もっと詳しく知りたいという人
例えば、
どのセクションなら死体をほぼ見なくて済むのか
どのセクションがもっとも死体とディープに付き合うのことになるのか
そういったことまで詳しく知りたい方は、↓note有料記事で↓
⇒死体なんてほぼ見ない業務、毎日死体を触るという業務まで。警察官の死体業務の実態についてのノート
私も実際経験してきています
ほぼ毎勤務死体の取り扱いが入るところで仕事しました。
ありとあらゆる死体を取り扱いました
他殺体、自殺、列車飛び込み、ウジ虫で真っ白な腐乱死体、焼死体
「おれたちって〇〇課じゃなくて変死課だよな」とすら言っていた人もいました
それくらい死体ばかりのセクションもあります
そういった詳しい実態についての100円noteです
⇒死体なんてほぼ見ない業務、毎日死体を触るという業務まで。警察官の死体業務の実態についてのノート
警察官になってどうしてもやりたいことがある、
でも死体だけは・・・
という方は、ここで読んだことを参考にキャリア選択をしていけば、あまり死体と関わらない警察官人生を歩めるかもしれませんよ
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