警察官の勤務形態その1 三交代(三交替)制

こんにちは、

警察官を約10年勤めて退職した元警察官👮‍♂️ケイです。

ツイッターもやっております→元警察官@motokeisatuです

今回は、

警察官は24時間、夜中でも年末年始でも必ず誰かが勤務してるけど、勤務時間や休日ってどうなってるの?

という疑問にお答えします

 

警察官には三交代勤務と日勤勤務がある

警察官は部署(地域課・交通課・刑事課など)や配属先(警察署や本部)によって勤務形態が二つに分かれます

三交代勤務

日勤勤務

ふたつです

今回は三交代勤務とはどのような勤務形態なのかについて紹介します


三交代制とはどのような勤務か

三交代勤務を簡潔にまとめると、

職員を3グループに分け、24時間勤務を3日サイクルで回していく勤務

になります。

以下もう少し詳しく紹介していきます

 

人員を3グループに分ける

例えば、ある警察署の交番警察官が30人いたとします。

それを10人ごとの3グループに分けます。1部(10人)2部(10人)3部(10人)とします。

各グループが24時間勤務して、3日サイクルで回していく

例えば4月1日の朝9時から1部の10人が勤務します。

1部の勤務員は翌日2日の朝9時まで、24時間交番勤務を行います。

1部の4月1日を当番日といいます。

そして2日の朝9時をもって、2部の10人と交代します。4月2日は2部が当番日です。

1部にとっては夜勤明けまたは非番日と言います。

そして、翌日の4月3日は1部が休日、2部が非番日、3部が当番日となります。
そして4日がまた1部の当番日となります。

このように人員を3グループに分け、当番日、非番日、休日の3日間ローテーションを繰り返していくのが三交代勤務です。

 

三交代勤務となる部署は?

三交代勤務となっているのは、

警察署では地域課の交番やパトカー、留置管理課です

本部所属では、機動隊、機動捜査隊、交通機動隊、自動車警ら隊、機動鑑識などが三交代勤務となっています。

とにかく現場にすぐ到着することを最優先としているところが三交代勤務が多いです

留置管理課は、現場には行きませんが、24時間常に留置者を管理する必要があります。

このように24時間365日、常に一定数の人員が勤務している体制の勤務形態です。

三交代勤務の特徴

(1)年末年始やゴールデンウィークなどの連休は一切ない

三交代勤務は、曜日や祝日が一切関係ありません。
ひたすら3日間のローテーションです。
そのため祝日が一切関係ありません

ゴールデンウィークだろうが、年末年始だろうが一切関係なくひたすら3日間のローテーションの繰り返しです。

大晦日に当番日が当たれば交番や現場で年越しをすることになりますし、元旦に当番日に当たれば、元旦の朝から勤務となります。

 

自分で有給休暇を申請して当番日に休みを取らない限り、永久に連休はありません

しかし、警察では有給休暇を申請することは、怠けることであり反組織的な行為とみなされます

私のように空気を読まずに、ウソをついてでも休暇を申請できる人間はまだいいのですが、上司に言われたら忠実に従う真面目過ぎる人には連休は永久にやってきません。

実際にいます、休みをとるなんて怠けることだ、休みを取らずに働くことが理想の警察官だ、みたいな人。

そういう人は、ずっと連休などない日々を送っていました。

 

一部の都道府県では、変則ローテーションを入れることで連休を作っているところもある

一部の都道府県警察では、一定のローテーションで連休が来るような変則的三交代勤務をやっているところもあります

当番→非番→休日

のところを

1ヶ月一回くらいの割合で

当番→非番→当番→非番→休日→休日

という変則を敷くことで、連休を作るようにしているところもあるようです

でも、非番の翌日にまた24時間勤務するのかと思うと、ゾッとしますね。

これをやっているのは、私が知っているのは長野県警察です。

他にもあるかもしれません

(2)連休はないくせに連勤はやってくる

連休はやってこない三交代勤務ですが、逆に休日が潰れて出勤になることはいくらでもあります

大きな事件事故が発生すると、休日での強制出勤になったり、

自分の署の管内で、花火大会や天皇家が来るなどの大型イベントがあると、休日や非番の日でも強制出勤になります

代休?振替え休日? そんなもの警察にはありません。

 

 

警視庁は4交代勤務がある

交番勤務はほぼ全国の都道府県警察で三交代勤務です

唯一例外が警視庁です。

警視庁だけは4交代勤務をやっているようです

詳しくはこちらの→警視庁ホームページ4交替勤務の地域警察官で見ることができます

 

交番警察官の三交代勤務が実は壮絶過酷なブラック勤務だとわかる有料記事について

三交代勤務は一見するとそこまで悪くない勤務体制にも見えます

当番日の24時間勤務が終われば、非番日の朝には仕事が終わり、さらに翌日は休日です。

3日間のうち、ほぼ2日間の休日があるように見えます

24時間勤務はつらいけど、それを乗り切ればほぼ2日間の休みが待っている

そう考えれば、そこまで悪い勤務体制ではなさそうです

そうなんです、この通りならそこまで悪い勤務体制ではないんです。

ただし、この通りの勤務であれば、の話です

しかし、実態は全然ちがいます

交番警察官の三交代勤務は、壮絶なブラック勤務です

その本当の実態を明かした有料記事noteがこちら↓

交番警察官の三交代勤務は、実は超絶ブラック勤務

都道府県警察のオフィシャルホームページでは絶対に紹介されることのない実態を知りたい方はぜひ読んでみて下さい。

市民が見ている姿からは想像もつかないくらい、交番警察官たちの勤務がどれだけ過酷なものかわかります。

 

以上、今回は三交代勤務の勤務体系についてご紹介しました

もうひとつの勤務形態「日勤勤務」についての記事はこちら→警察官の勤務形態その2 「日勤勤務」

他にも警察官になりたい人が知っておくべき記事がたくさんあります。ぜひ読んでいって下さい

→警察官になりたい人のための記事一覧はこちらをクリック←

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