子どもがいる家ではアダルトグッズよりライターを隠せ

小さな子どもを持つ保護者さんたち、ライターやチャッカマンは超危険物として厳重管理してますか?

この火災を伝える報道を見て、鑑識勤務してた時のことを思い出しました

家屋全焼の大火事の原因が、こどものちょっとした火遊びだったこと、けっこうありました。

子どもを持つ親は軽く考えずに、火元になるライターなどは絶対に子どもの手の届くところに置かず、厳重に保管しましょう。

夫婦で使うローターやコンドームは絶対見つからない場所に隠しますよね?

そこに一緒に入れておくことをおすすめしますよ。

うちはもうどこにしまったのかも思い出せないくらいになってしまいました。

警察署の鑑識をやってきた時のこと。

平日の夕方頃、110番で住宅火災の通報が入り現場に向かいました。

火災は刑事課員にとっては、変死と並ぶ大変な仕事のひとつです。

この時はすでに通報の時点で、かなり燃えているとの情報がありました。

長時間の大変な現場になるかもしれない。

そう思い、全焼規模の火災に対応できるだけの資機材を積んで向かいました

 

現場は想像以上だった

現場に着くと心配していた不安は的中しました。

いや、燃焼の激しさは想定以上だった。

窓から火柱があがるほど燃えていた。

ボヤと言われる程度の火災とはまったくちがう。

消防車がすでに放水してるけど、火の勢いはまだまだ弱まらない

炎は火元となっている家の周辺にまで広がっていた。

消防隊がなんとか延焼を食い止めている。

頼むから死傷者は出ないでくれ、と思っていました

もし鎮火後に死体が出しまうと、刑事課員の業務は数倍に膨れ上がります。

 

消火が終わるまでは警察官はまったく現場には入れない。

それまでの間は、周辺の聞き込みや死傷者の確認などの情報収集に駆け回る

 

とりあえず住人はすべて避難していて、死傷者はいないことは確認できた。

でも、家屋は全焼で、家の中は何もかもまる焼けでした。

 

火元となった世帯の家族構成は

両親、

小学校低学年の男の子二人の

4人世帯だった

火災が起きた時、父親は仕事で不在

 

火災原因の調査に入る

周辺にまで延焼しているため、放火でなく失火であっても場合によっては刑事事件の可能性もある

私たち鑑識が消防隊と現場を調べ始めると、火元はこども部屋の押し入れである可能性が高まった

なんでこんなところから?

もしかして・・・。

火災が発生した時、子ども部屋にいたのは兄弟二人。

兄弟たちから話を聞く・・・、

しかし、言葉を交わす前にその表情から察しがついた。

二人ともとんでもないことをしてしまったというおびえた表情をしている。

 

結果から言うと、この兄弟二人が押し入れの中で、ライターで小さな紙片を燃やして遊んでいたことが原因だった。

最初はちゃんと消すことができていたが、ちょっと勢いよく燃えた紙片が衣類に燃え移ってしまった。

 

そのライターはどこから入手したものか。

親がタバコを吸う人で、いつもリビングのテーブルの上に置いてあるものでした。

 

火災の被害は恐ろしい

自分の家が全焼したら大きな損害です。

失うのは家だけではありません。家の中にある財産も失います

家電、家具、お金では買えない思い出の品、、、、火災はすべて失います。

さらにもし隣や周辺の家にまで広がったら、莫大な賠償責任も負うことになります。

火災の被害は空き巣などよりも恐ろしいです。

 

小さな子どもがいる家ではライターなどは超危険物として厳重管理

ライターなどの着火具は、絶対に小さな子どもが手にできないところに厳重に保管してますか?

今回の火災の他にも、子どもの火遊びが原因の火災はいくつもありました。

ライターの保管をあまりにも軽率に考えている保護者が多い。

特に気を付ける必要があるのが、やはりたばこを吸う人ですね。

タバコを吸う人以外で、日常的にライターやバーナーを使う人はほとんどいません。

いるとしたら、炙りトロサーモンが大好きで、毎日トロサーモンをバーナーで炙る人くらいでしょう。

この時の火災も、親がタバコで使用するライターが原因でした。

ただし!夏はタバコを吸わない人でも火を使用する機会が増える時期です。

花火やバーベキューなどで、ライターやチャッカマンなど、火種を使用する機会が増える時期です。

使ってそのままテーブルの上になど置いておくと、子どもが手にするかもしれません。

大人は、ライターが全財産を失うことになる超危険物であるとの認識をもっと持つべきです。

最近は子どもが簡単には着火できないような、ロック機能がついたライターが増えてきています。

でも、安全ロック機能がついてるからといって、子どもが絶対に使えないわけではありません。

子どもは大人が使っているところをよく見ています。

安全ロック機能がついてるから、子どもの手が届くところに置いておいても大丈夫というのはちがうでしょう。

 

子どもが手にできないところに保管することです

すべての家庭で周知徹底すべきことです。

子どもの火遊びが原因で取り返しのつかないことになった火災を見てきた経験からそう思います

 

いざという時のために、自宅に消火器を一本備えておきませんか。

価格はちょっと高いけど、これで家の全財産救えるかもしれないと思えば、

しかも最近は飾っておくだけも可愛い家庭用消火器たちもいろいろあります

↓キティちゃんの消火器。やはり火災対策といえばキティちゃんですよね。

↓こちらはなぜかクマをデザインした消火器。色がかわいい。

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