この記事は、警察官を目指す人なら必ず知っておく必要がある「身上調査(身辺調査)」についてです。
警察官の採用試験では身上(身辺)調査がある、ということを聞いたことありますか?
身上調査とは、警察官を目指すあなたに、警察官になる人として過去に問題がないか調べることです。
この調査でひっかかると、学力試験や面接でどれだけ高評価でも、絶対に不合格になります
つまり、警察官になれない過去があると、どんなに努力して警察官になろうとしても、それはまったく無駄な努力になるのです。
あなたは大丈夫ですか?
絶対に警察官になれない過去の経歴はないですか?
この記事では、公開できる範囲でこの身上調査(身辺調査)について紹介します
Contents
試験で合格点を取った人には身上調査が行われる
採用試験で合格基準に達した人に、最後に採用の合否判定で行われるのが身上調査です。
あなたが警察官になる人として、過去に問題のある経歴がないかどうかの確認調査です。
例えばどんな過去があると引っ掛かるのか
どんな過去があるとこの調査でひっかかるのか。
ひっかかる事項は一つだけではありません。
いくつもあります。
ひとつだけ例をあげると、
犯罪歴
です。
あなたが過去に犯罪歴があると、この調査で引っ掛かります。
繰り返しますが、調査でひっかかる項目は犯罪歴だけではありません。
他にもいくつもあります。
その中のたったひとつでも該当すれば、あなたが試験でトップの成績をとっても絶対に不合格になります。
身上調査の結果は合否判定の決定要因となる
この身上調査の結果は、あなたの合否判定の決定的要因となります。
参考程度で使われるものではありません。
ひとつでも問題となる事項に該当したら、あなたがどれだけ高得点でも、あなたが何度受験しても、絶対に合格になることはありません。
本人だけでなく家族も対象になる
調査の対象は受験者であるあなた本人だけではありません。
親や兄弟など、あなたに近い家族も対象になります。
身上調査の結果は教えてもらえない
学力試験や面接試験の点数は、受験者本人が希望すれば開示してもらえますね。
だから、あと何点足りなくて落ちたとかがわかる。
でも、身上調査の結果は教えてくれません
というか、身上調査そのものが表向きに公表されていません。
だから受験結果の開示を求めても、身上調査の結果であなたは不合格です、とは教えてくれません。
身上調査の結果が原因で落ちたとしてもわからない
受験者本人でも教えてもらえません。
だから、不合格だったとしても身上調査が原因で落ちたかどうかわからないのです。
絶対に警察官になれないのに、試験を受け続けてしまうかもしれない
不合格の原因が身上調査だとわからないと、次もっとがんばれば合格できるかもしれないと受験し続けてしまいます。
身上調査で不合格だとすると、この先何度受験しても合格することはありません。
でも、わからないためそのような無駄な努力に時間を費やしてしまうことになります
特によくあるのが本人ではなく家族に問題がある場合
本人は自分自身には何も問題がないから、合格点を取れば合格できるはずだと思っている。
でも、実は親や兄弟に犯罪歴やその他の問題事項があり、それが原因で落とされている。
このような悲惨なケースに陥っていしまう人もいます
以上のように、警察官はその仕事の特殊性から採用する人物に身上調査をしてから合否判定を決定しています。
あなたはどれだけ努力しても警察官になれない人ではないですか?
それを知らずに受験すると、まったく無駄な努力に時間を費やしてしまうことになります。
過去の経歴ですので、今から努力しても変えることはできません。
もし、自分や家族に問題になる経歴があったら、残念ながら警察官になるのはあきらめて他の仕事を探しましょう。
他にいい仕事なんてたくさんあります。
身上調査の詳細はこの公開記事ではここまでしか書けません。
自分のあの過去は大丈夫だろうか?と心配になる人もいるかもしれません。
風俗や水商売の経歴は?
借金は?
交通違反は?
深夜徘徊などの少年補導は?
家族ってどこまで調べられるの?
こういった詳細は公開記事では載せられません。
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