警察官になりたい人が採用試験に申し込む前に知っておくべきこと

こんにちは

警察官を約10年勤めた元警察官です。

今回は、警察官になりたいと思っている人に、その大切な決断をする前に知っておいて欲しいことです。

「警察官になりたい」

その素敵な思いを持っている人を私は応援しています。

何しろどんな時代でも、どんな国でも必要な仕事です

必ず誰かがやってくれなくてはいけない仕事です。

だからその思いを持っている人を応援しています

でも、そんな人たちに私はあえて一度伝えておきたいのです

本当に警察官になることを決断して大丈夫?

 

なぜなら、警察官になることで、できなくなること失うものといったデメリットもあるからです。

これはトレードオフの関係にあり、絶対に避けることはできません。

そのデメリットも知ったうえで、自分はそれでも警察官になるのか、やっぱり自分には合わなそうだからやめておくのか、

それを決断すべきです。

なにしろ一生を決める大切な決断です。

たくさんの情報を集めて慎重に決断すべきことです。

今回は、警察官になるとトレードオフの関係にあるデメリットなどについて紹介します。

1、私生活も拘束されることが多い

警察官は、自分のプライベートの領域に仕事が割り込んでくることがたくさんあります。

例えば、

・休日中に急に呼び出される

・寮の部屋を上司に強制的に点検される

・彼氏・彼女ができたり、結婚する際には、相手の個人情報を報告しなくてはならない

・休日なのに出かけるのにいちいち上司の許可を得なくてはならない。

 

↑このように、上司・職場がプライベートなことに土足でガンガン入り込んできます

これを読んだだけではそんなにストレスにはならないだろうと思う人もいるかもしれません。

でも、私は本当に苦痛でした

休日に大切な人と楽しい時間過ごしてると、携帯電話に電話が。

画面を見ると職場の「〇〇署」

電話に出ると、一番聞きたくないあの警部の声

どこで何をしていてもこの電話はやってきます

ラブホテルで今一番いい時!って時に掛かってきたこともありました

電話に出ると第一声が「おい、今どこにいる?」

彼女には声を押し殺してもらいながら下半身は動き続けましたよ

 

そのうち、休日に携帯電話が鳴るだけでイヤになりました。

しかもこれらは犠牲になるのはあなただけではありません。

恋人、結婚すれば妻や夫、子どもが生まれれば子どもたちもです

子どもたちも楽しみにしていた家族旅行、直前になってパパだけ行けなくなった、なんてことも起こりえないのが警察官です

あなたもつらいでしょうが、子どもだって悲しいですよね

 

2、警察独特の縦社会

警察は階級社会です。

すべての警察官にはそれぞれ階級があります。

序列がはっきりしてるんです。

そのためパワハラも起きやすい。

階級さえ上であれば、人と人としての最低限のことさえ守る必要はないと考える人もいます

人格に問題があるような人でも昇任試験に合格してしまえば、数十人の部下を持つ幹部になれます

そういう人が上司や幹部になってしまった時のパワハラは壮絶です。

今もパワハラによって病気療養に追い込まれている警察官たちがたくさんいることでしょう

警察ではどんなパワハラがあるのか

実際の具体例・実例までを詳しく知りたい人には、格安の有料記事も作成しています

本当にしっかり確認してから警察官になるかどうかを決断したい人はぜひ読んで下さい

記事はこちらから→警察内のブラック勤務とパワハラの実態

文章の量や、作成に要した労力的にはもう少し高い価格にしたいところではあるのですが、警察官を志望している多くの人に読んで欲しいので安い価格にしてあります。

格安にしたとはいえ有料記事です。

無料で読めるこのブログ記事とは内容の濃さは全然ちがいます

自分は警察官になっても大丈夫かどうか、これを読んでよく検討して下さい。

なにしろ一生に関わる大切な決断ですから。

もちろんこの記事に出てくるような幹部ばかりではありません

一生の恩人と言えるような、素晴らしい幹部もいたことも伝えておきます

でも、階級によって一人一人に序列がつけられている警察ではどうしても理不尽なパワハラは起きやすいのです。

 

3、危険な現場も(時々)ある

これは警察官になりたいと思っている人は、もうわかっていることだとは思いますが、一応再確認しておきます

刃物をもって暴れている暴漢がいたら、一般市民はとにかく遠くに逃げます

でも、警察官は逆に向かっていかなければいけません。

犯罪者だけではありません。

津波、台風、などの大災害でも同じです

そんなに頻繁に危険な仕事が発生するわけではありませんが、やはり何かあった時には、危険な現場に入っていかなくてはいけないのが警察官です

 

4、能力や努力で給料(所得)を上げることはできない

これは警察官に限らず公務員全般に言えることですが、いくらがんばって仕事の成果を上げても、もらえる給料には限界があります

自分の能力でどれだけ稼げるか挑戦したい、

自分の力をお金でちゃんと繁栄させたい

そういう夢がある人は、警察官ではそれは叶えられません。

努力してどれだけたくさんの犯罪者を検挙しても

どれだけ被害者に丁寧なサービス対応しても

給料は変わりません

自分の能力や成果を、お金(所得)に反映させたいという人は、警察官や公務員はやめておきましょう。

 

でも、警察官は公務員の中では、自分の能力で給料を上げることができる数少ない職のひとつではある

なぜなら、階級試験に合格して昇任することができるからです

すべての警察官には階級があります。

階級についての詳しい記事はこちら→警察官の階級とは何か

階級が上がれば給料も上がります

階級のない他の公務員よりは、自分の努力で給料を上げることに少しは挑戦できる職ではあります。

 

まとめ

この記事で紹介してきたように、警察官になることで、人生でできなくなることや、苦痛を伴うデメリットがあります

これはどんな生き方、どんな仕事を選んだとしても、それぞれあるものだと思います

警察官になりたいという素敵な思いを持った人を私は応援しています

でも、警察官のいいところしか知らずに警察官になることを決断するのはちょっと待って。

その思いを否定したいわけではありません。

警察官になってから、自分は警察官には向いてなかった

と後悔してほしくないのです。

いいところだけでなく、デメリットの方にも目をそらさずに、両方を検討して大切な決断をして下さい。

 

 

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