警察官退職者インタビュー①  勤務3年目に退職した女性警察官

こんにちは

元警察官のケイです。

ここ1〜2年くらいの間に、Twitterの方で現職の警察官からも相談が来るようになりました。

そのほとんどが、警察官を辞めようか迷っている

次の仕事をどう探したらいいか

どんな準備をしたらいいか

というものです

これまでは私の経験からお伝えできることを精一杯伝えてきました

しかし、私以外の元警察官の人たちの経験も伝えることができれば、もっといい情報提供ができるだろうと思いました

そこで、私のツイッターをフォローしてくれている方の中には元警察官もいるかもしれないと思い呼びかけてみました 。

 

 

そうしたらなんと、この呼びかけに答えてくれた元警察官10人以上からDMをいただくことができました。

貴重な時間を使って詳しく教えていただき本当に感謝です。

 

今回はその中から一人目の方を紹介します

一人目は女性警察官だったあやかさん(仮名)です。

あやかさん

年齢:20代前半

新卒採用

勤務歴 2〜3年

 

退職しようと思った理由・きっかけは?

周囲の非協力的で丸投げな対応に、精神をすり減らして疲弊していきました。

 

県内最大署の交番勤務になった後、ブロック制で応援に来るはずの隣接交番からは、私の事案には全然応援が来ませんでした。

数百万円の侵入盗事案では、刑事課員から「認知症の年寄事案として交番で相談処理で済ませろ」などと丸投げされました。

こういったことが続いて、仕事に行くのが怖くなり退職しました。

退職した時は、本当に気持ちが楽になりました

しかし今になってなぜ辞めてしまったのかと、後悔も少しあります。

 

 

転職活動

学生時代にしていたアルバイトしていたお店で働きながら、公務員試験(主に事務職系)を目指し現在勉強中です。

 

警察官を辞めようか悩んでいる人へ伝えたいこと

① 健康保険や年金などの社会保障や税金についてよく調べておかないと、辞めてからこんなにかかるの!ってなります。最低限必要なことは知っておきましょう

②私は心身的に限界だったため退職を急ぎましたが、そうでない人は「自分が一般人に戻ったらどうなるか」をよく考えてから退職された方がいいと思います

③次の仕事探しは、焦って探すよりいったん自分をしっかり見つめ直す時間を作るべきです。

その方が自己PRやブレない志望動機が作れると思います。

 

お話を聞いて私(ケイ)が思ったこと

彼女が大きな交番での勤務になった時、もう少し周囲が彼女に協力していれば、貴重な女性警察官の人材を警察は失うことはなかったでしょう。

私も交番勤務の時、刑事課が大嫌いでした

なんか、地域課と刑事課が上下関係だと思い違いしているのが時々いるんですよね。

だから自分が刑事課員になった時は、絶対に同じことをしないようにしてました。

 

転職についてあやかさんが言っていた「焦って探すよりいったん自分をよく見つめ直す方がいい」、ということはとても重要だと思います

焦って探すと、また自分に合わない仕事や職場に入ってしまうリスクが高いですからね。

私もこちらの記事→警察官を辞めて転職する際に、失敗しないために必要なこと

で言っているように、焦って転職活動しないためには、在職中に転職活動を始める方が絶対にいいです。

収入が途絶えた状態で転職活動すると、どうしても危機感から妥協してしまいがちですから。

 

最後に、あやかさんからいただいたメッセージの中で私ケイが嬉しかった言葉

「これからも下ネタ混じりのTwitter楽しみにしてます!。下ネタ突っ込んでも全然いやらしく感じないのが不思議です」

ありがとうございます!

下ネタツイートするとフォロワー激減していくのでビビってましたが、それで離れていくフォロワーのことは一切気にせず下ネタツイートしていきます

、、と言いつつ下ネタ専用アカ作って、下ネタや動画アップしまくってるのですが。

まぁ目的別に分けた方がいいということで

 

あやかさん、今回は本当にありがとうございました

これからは健康を害することなく、まずは公務員試験がんばって下さい!

決まった際はご連絡下さいね

警察官を辞めることを考えている人のためのブログはこちら→警察官のブラック勤務診療所

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