隠れ名作として埋れさせてはいけない。成田闘争を描いたマンガ「ぼくの村の話」は名作の社会派マンガ。

警察官を辞めてから出会ったこのマンガ

ぼくの村の話

これはいわゆる「成田闘争」の実話に基づいたマンガです。

成田闘争と言われますが、私としてはこれは内戦だと思います。

シリアやイラクで起きている内戦も、政府対非政府です。

成田闘争は、軍(自衛隊)が出動することはなく、警察の部隊と市民との戦いではありましたが、やっていることは命をかけた戦争です。

そして実際に双方に死者も出てしまう。

警察の役目は、市民の命や安全、財産を守ることです。

でもこの時は、犯罪者でもなんでもない農家の人たちの財産を、強制的に取り上げるのが警察の任務でした。

ただし、内戦にまでなってしまった原因や責任は警察にあるわけではありません。

警察も被害者とも言えます

内戦という事態にまでさせてしまった犯人は誰なのか。

私としては、主犯は二人いると思っています。

 

・警察がやったことは正義なのか

・多数派の利益のために少数派の権利・財産を強制的に奪っていいのか

・政府や警察がどれだけおそろしいものか

 

警察官になりたいと思っている人も、そうでない人も考えさせられるマンガです。

政治や社会の正しいあり方とはなにか

そういうことを考えさせてくれるマンガです。

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