警察官退職者インタビュー⑤転職の面接の際にしつこく聞かれたのは警察官を辞めた理由

警察官退職者インタビュー5人目の方は

タクミさん(仮名)

警察官勤務歴 約10年

経歴:地域(交番)、機動隊、留置管理、警備公安など

新卒ストレートで警察官へ→警察官になる前の職歴はなし

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

警察官を辞めようと思った理由やきっかけは?

一言で言うと私のわがままです。

私は上司や同僚にはとても恵まれ、パワハラのようなことは一切ありませんでした。

退職しようと思った理由は、

①他署管内への外出にもいちいち許可が必要など移動制限が多く、将来生活と仕事のバランスが取れなくなると感じたからです。

②異動や引っ越しが数年ごとにあり、自分の性格上、勤務や生活環境の頻繁な変化に合わせることが苦手で、苦痛を感じてきたから

③仕事そのものが合わないと感じてきたから。私はもともと強い希望があって警察官になったわけではありませんでした。

就職氷河期だったこともあり公務員を考え、その中でも「周囲の人とちがったことをしてみたい」「強いイメージにあこがれた」という理由が警察官になった理由でした。

元々人付き合いが得意な方ではなく、一人でコツコツやる仕事の方が向いているタイプです。

そのため徐々にストレスも多くなり、このままだといつかは業務に支障が出て、職場に迷惑をかけてしまうと思うようになりました。

 

転職について教えて下さい

転職先は大手自動車部品メーカーです

契約社員で採用され、数年後に正社員試験に合格しました。

警察官を退職する時は特に技能も知識もなかったので、期間工員としての採用でした。

ただ、工業大学出身だったこともあり、開発部門も経験することができました

現在は総務部門で、事務や防災管理などに従事しています

 

転職活動はどのようにしましたか?

ハローワークがメインです

実家から通える場所が条件だったので、地方の小都市では転職サイトなどの情報は少なくて参考になりませんでした。

 

転職活動で苦労したことはありましたか?

面接では

どうして警察官を辞めたのか

をしつこく聞かれました

不祥事を起こして辞めたのではないかとかなり疑われたようです。

警察内部のことを知らない人には、警察官は高給でかっこいい仕事のイメージがあるようで、実態を理解してもらうのは大変でした。

 

警察官を退職しようか悩んでいる人にアドバイスや伝えたいことはどんなことですか?

(1)ローンなどを組む予定があれば在職中にしておいた方がいいです。

私は転職後に家を新築するためにローン審査を申し込んだのですが、審査で落とされました。

企業は大手自動車メーカーの部品メーカーであっても信用が足りないらしく、また契約社員であったことも原因だったようです

やはり公務員の社会的信用はかなり高いので、ローンなどを組むなら絶対に在職中にやっておくべきです

 

(2)貯蓄

退職した初年度は、年収で100万円くらい減りました。正社員になった今でも、同年齢の巡査長クラスと比較しても収入は低いと思います

再就職する企業にもよると思いますが、私のように何も能力がないまま民間企業に再就職する程度では、年収は減るし追いつくことも容易ではないと思います

 

インタビューを終えて

公務員の社会的信用にどれほど高いか、これは公務員を辞めると確かによくわかります

公務員はローンの審査なんて無敵だし、なんなら公務員特別割引金利なんていうものまで用意している金融機関もあります。

警察官を退職することを考えている人は、ローンやクレジットカードなど、社会的信用が審査されるものは、確かに公務員在職中にやっておいた方がいいですね。

たくみさん、今回はありがとうございました。

これからも私たちが乗る自動車部品の製造をどうぞよろしくお願いいたします

私たちが安心して車に乗れるのも、たくみさんたちのおかげです。

 

 

警察官退職者インタビュー②  12年間の警察官人生に別れを告げ個人事業主へ

警察官退職者インタビューお二人目です。

今回紹介するのは

東日本で12年間警察官を務め、30代前半で退職した男性警察官です。

“警察官退職者インタビュー②  12年間の警察官人生に別れを告げ個人事業主へ” の続きを読む

警察のブラック勤務。大切な予定の日を休日出勤から守るためにやっていたこと

警察官のブラック勤務にはいろいろひどいのがありますが、中でもひどいのが突然休みが潰れることです。

大切な予定が入っていた休日でも、直前にでかい事件事故が入ると強制出勤させられます。

刑事課勤務の時、この人悲惨過ぎると思ったことがありました。

子どもの小学校卒業式に行くために有給を申請していたのに、その直前にでかい事件が入ってしまった時のことです。

私はその人の例を見て、自分が親になったらこの仕事を続けていくのは無理かもしれないと思いました

こういう突然の休日強制出勤は、私にとって大きなストレスでした。

ずっと楽しみにしていた予定が、犯罪者たちのせいでいつ潰れるかわからない。

その恐怖につねに怯えているストレスは本当に苦痛でした。

そこで、私はどうしても譲れない予定の日には、確実に休めるようにするための手を打つようになりました

今回は、ブラック労働から大切な予定を守るために私がしていたことについてです

“警察のブラック勤務。大切な予定の日を休日出勤から守るためにやっていたこと” の続きを読む

警察官辞めたいけど「警察辞めたら他に職はないぞ」という幹部の言葉はまったく信じる必要がない理由

「警察官辞めたらろくな仕事はないぞ」

幹部クラスからこう言われた経験のある警察官は多いでしょう。

最初は警察学校でも言われるだろうし、現場に出てからも、署長、課長などからも言われますね

そして、それを本当に信じている若手・中堅警察官の方々がたくさんいます

警部、警視、警視正、そういう階級の人たちが言うことは絶対に正しいと思ってしまいますよね

 

仕事がきつくて限界

こどもと過ごせる時間がまったくない

もう警察官を辞めたい

そう思っても、この言葉を信じて辞められない人も多いはずです

でも、はっきり断言しておきます

「警察官辞めたらろくな仕事はない」

これは信じてはいけません

なぜか

この記事を読んでもらえればその不安はなくなります。

この言葉を信じて、本当は辞めたいのに辞められずに悩んでいる人は、不安がひとつ消えるのでぜひ読んでいって下さい

“警察官辞めたいけど「警察辞めたら他に職はないぞ」という幹部の言葉はまったく信じる必要がない理由” の続きを読む

警察官を辞めたい。自分が辞めても同僚たちに迷惑をかけずに辞める方法

自分が辞めたら、残された同僚たちの負担が増えてしまい迷惑をかけるのではないか

このような心配をされて、本当は辞めたいのに辞められないという優しい人もいるでしょう

しかし、この心配は大丈夫です

退職する時期とタイミングさえ合わせれば、同僚たちに迷惑をかけることはありません

この記事を書いているのは8月なのですが、実は8月もそのタイミングなんです。

8月中に退職の意思を伝えることで、同僚たちに迷惑をかけることなく退職することが可能なのです

同僚への心配から退職を思いとどまっている優しい人は、この記事を読んでもらえればその不安は解決します

“警察官を辞めたい。自分が辞めても同僚たちに迷惑をかけずに辞める方法” の続きを読む

警察官を辞めてどうやって収入を得るか迷っていた時、新しい方向を示してくれた書籍

私が警察官を辞めた最大の理由は、子どもと過ごす時間を充分に取りたかったからです。

そのため、次の仕事を考えた時に、警察と同じように長時間勤務の仕事に就いてしまったら、警察を辞めた意味がありません。

“警察官を辞めてどうやって収入を得るか迷っていた時、新しい方向を示してくれた書籍” の続きを読む

転職活動は今の仕事を辞める前から始めるべき

私は警察官から転職する際、働きながら転職活動を同時並行しました。

辞めてから転職活動だけに専念するという方法もありますが、それはやらない方がいいと思いました

なぜか。 “転職活動は今の仕事を辞める前から始めるべき” の続きを読む

ブラックな職場環境からの転職・退職の決心がつかない?それならこのマンガ読めば決断できる

現在の職場環境に不満がある。仕事が苦しい。

でも、辞めて次がどうなるか不安で決断できない

そんな人は絶対にこの本を読むべきです “ブラックな職場環境からの転職・退職の決心がつかない?それならこのマンガ読めば決断できる” の続きを読む

退職・転職の相談は職場には一切しなかった。

退職や転職について、職場には一切相談しませんでした。

そもそも、相談したところで参考になることなあるわけがない。 “退職・転職の相談は職場には一切しなかった。” の続きを読む

警察官を退職する時不安はなかったのか

今でも言われることあります

「公務員辞めちゃうなんてもったいないことしたね」

おそらくここでいう「もったいない」の意味とは、安定とか収入とか信用のことを言っているのだと思う。

でも、他のことに時間を使いたいから辞めたいと思ってるのに辞めないで我慢を続けている方がよっぽどもったいないと思うぞ。

“警察官を退職する時不安はなかったのか” の続きを読む