警察官退職者インタビュー5人目の方は
タクミさん(仮名)
警察官勤務歴 約10年
経歴:地域(交番)、機動隊、留置管理、警備公安など
新卒ストレートで警察官へ→警察官になる前の職歴はなし

警察官退職者インタビュー5人目の方は
タクミさん(仮名)
警察官勤務歴 約10年
経歴:地域(交番)、機動隊、留置管理、警備公安など
新卒ストレートで警察官へ→警察官になる前の職歴はなし
警察官退職者インタビューお二人目です。
今回紹介するのは
東日本で12年間警察官を務め、30代前半で退職した男性警察官です。
警察官のブラック勤務にはいろいろひどいのがありますが、中でもひどいのが突然休みが潰れることです。
大切な予定が入っていた休日でも、直前にでかい事件事故が入ると強制出勤させられます。
刑事課勤務の時、この人悲惨過ぎると思ったことがありました。
子どもの小学校卒業式に行くために有給を申請していたのに、その直前にでかい事件が入ってしまった時のことです。
私はその人の例を見て、自分が親になったらこの仕事を続けていくのは無理かもしれないと思いました
こういう突然の休日強制出勤は、私にとって大きなストレスでした。
ずっと楽しみにしていた予定が、犯罪者たちのせいでいつ潰れるかわからない。
その恐怖につねに怯えているストレスは本当に苦痛でした。
そこで、私はどうしても譲れない予定の日には、確実に休めるようにするための手を打つようになりました
今回は、ブラック労働から大切な予定を守るために私がしていたことについてです
「警察官辞めたらまともな仕事はないぞ」
幹部からこう言われた経験のある警察官は多いでしょう。
最初は警察学校でも言われるだろうし、現場に出てからも、署長、課長などからも言われますね
そして、それを本当に信じてしまっている若手・中堅警察官の方々がたくさんいます
警部、警視、警視正、そういう階級の人たちが言うことは絶対に正しいと思ってしまいますよね
そのせいで、「どんなにつらくても辞めるわけにはいかない」と思い込んでしまって、心身を壊すまで我慢してしまう。
そんな人をたくさん見てきました。
はっきり断言しておきます
「警察官辞めたらろくな仕事はない」
これは信じてはいけません
なぜか
この記事を読んでもらえればその不安はなくなります。
この言葉を信じて、本当は辞めたいのに辞められずに悩んでいる人は、不安がひとつ消えるのでぜひ読んでいって下さい
自分が辞めたら、残された同僚たちの負担が増えてしまい迷惑をかけるのではないか
このような心配をされて、本当は辞めたいのに辞められないという優しい人もいるでしょう
しかし、この心配は大丈夫です
退職する時期とタイミングさえ合わせれば、同僚たちに迷惑をかけることはありません
この記事を書いているのは8月なのですが、実は8月もそのタイミングなんです。
8月中に退職の意思を伝えることで、同僚たちに迷惑をかけることなく退職することが可能なのです
同僚への心配から退職を思いとどまっている優しい人は、この記事を読んでもらえればその不安は解決します
私が警察官を辞めた最大の理由は、子どもと過ごす時間を充分に取りたかったからです。
そのため、次の仕事を考えた時に、警察と同じように長時間勤務の仕事に就いてしまったら、警察を辞めた意味がありません。
私は警察官から転職する際、働きながら転職活動を同時並行しました。
辞めてから転職活動だけに専念するという方法もありますが、それはやらない方がいいと思いました
現在の職場環境に不満がある。仕事が苦しい。
でも、辞めて次がどうなるか不安で決断できない
そんな人は絶対にこの本を読むべきです “ブラックな職場環境からの転職・退職の決心がつかない?それならこのマンガ読めば決断できる” の続きを読む
退職や転職について、職場には一切相談しませんでした。
そもそも、相談したところで参考になることなあるわけがない。 “退職・転職の相談は職場には一切しなかった。” の続きを読む
今でも言われることあります
「公務員辞めちゃうなんてもったいないことしたね」
おそらくここでいう「もったいない」の意味とは、安定とか収入とか信用のことを言っているのだと思う。
でも、他のことに時間を使いたいから辞めたいと思ってるのに辞めないで我慢を続けている方がよっぽどもったいないと思うぞ。