警察官が市民に知っておいてほしい本音、
でも公式な警察の立場としては言えない本音を、元警察官がまとめてみました。
今回は其の1~10まで。今後も一定のネタをまとめられたら追って続報としたい。
工事現場や駐車場出入り口などによくいる民間警備会社の交通整理員
この交通整理員が、
「どうぞ進んでください」
と指示をした
指示通り車を進めたら、車が来ていて衝突した
この場合、事故の責任は交通整理員が負うと思っている人いませんか?
それはちがいます。
警察官が行う交通整理の指示と、民間の警備員が行う交通整理はまったく別物です
前回の記事→こちら駅前交番。本日も事案多発中(昼の部)
朝から始まった交番勤務は日没を過ぎて20時を回った。
しかし、長い24時間勤務はようやくここで折り返し
むしろ大変なのはここからだ
夜になると、通報件数自体は減るが、粗暴犯や凶悪犯など、業務負担の重い事案の発生が増える。
高校生の万引き処理をしていた日中とは、町はちがう顔を見せ始める
交番警察官にとって大変な仕事が増えるのは、この後半からだ
今日は無事に仮眠を取れるだろうか、それとも徹夜になるのか
明日の夜勤明けの夕方には彼女とデートの約束がある
それをキャンセルしなくてはならないような事案は発生しないでくれ
そんなことを思いながら、夕食の弁当を買って交番に戻ると、食べる前に110番が入った
やれやれ、自動車盗は窃盗事件の中でも大型の盗難事件だ。今から現場に行って、夕飯は早くても22時かな
現場に向かった “交番警察官の一日(夜の部)” の続きを読む
交番警察官の仕事って実際どんなことをするのか
私は交番勤務を約3年間やりましたので、その経験に基づいて、架空の交番勤務を描いてみました
ただし、交番勤務は毎回必ず業務内容が変わります
なぜかというと、その日その日で飛び込んでくる110番通報の内容は違うからです
今回記事で作成したのは、私の経験上、よくあるもの、ありがちなものを選んだものです。
この記事には出てこない業務もまだまだあります。
また、交番の立地によっても業務内容はかなり異なります
駅前交番、住宅街の交番、幹線道路沿いの交番。他にもいろんな立地の交番があり、それぞれよく扱う事案は異なります。
今回の記事では、私がもっとも長く勤務した大型駅前の交番勤務で想定しました。
東京駅や京都駅、大阪駅など、かなり大型の駅前交番を想像して下さい
事案も多く、人手が必要な交番であるため、交番に配置された勤務員は4人。
交番長の警部補一人、巡査部長一人、巡査二人 という構成にします。
そのため、ストリートライブの苦情や万引きな事件などが起こりますが、これらは住宅街や幹線道路沿いの交番ではほとんどの発生しないものです。
これらを踏まえて、実際の交番の仕事、勤務とはどんなものかを感じてもらえるように記事にしてみました
まず、今回は日中の時間帯まで
夜間帯は次回の記事で作成します
警察官って危険な仕事だけど、やっぱり付き合ったら大変なのかな?と思っている女性へ。
警察官と付き合う特有の苦労やストレスの一例を紹介します
私が交番勤務の時、当時付き合っていた彼女にとても心配をかけてしまいました。
しかも、私はそれをまったく知りませんでした
彼女は、「本当に怖かった、神様信じてないけど本気でお願いした」と言っていました。
その日は交番で夜勤でした。
夜中の3時頃から仮眠に入り、起きたのが6時半頃。
目を覚まして携帯電話を見ると、当時付き合っていた彼女からメールが来ていました
しかしその内容が意味不明。
なんだこれ?送信先間違えたのかなと思いましたが、それは間違いなく私に送信されたものでした。
彼女から送信されたメール文は
「ねーちがうよね。お願いだよ。絶対いやだよ」
これだけでした
警察学校の時に実務研修というのがあります
10日間くらい、実際に警察署の交番勤務に入って、実戦現場を経験するのです
その実務研修に行った時、交番の警部補から言われた一言が衝撃的で唖然としたことがありました
警察官人生の中でも上位に入る言葉で、悪い意味でトップ5にはランキングしてくるほどの言葉でした
こんにちは、
警察官を約10年勤めて退職した元警察官👮♂️ケイです。
ツイッターもやっております→元警察官@motokeisatuです
今回は、
警察官は24時間、夜中でも年末年始でも必ず誰かが勤務してるけど、勤務時間や休日ってどうなってるの?
という疑問にお答えします
警察官は部署(地域課・交通課・刑事課など)や配属先(警察署や本部)によって勤務形態が二つに分かれます
三交代勤務と
日勤勤務の
ふたつです
今年もあと少しで終わりですね。
私が警察官だった時、記憶に残っている年末年始の勤務から、二つの事案を紹介します
① 大晦日の夕方に発生した交通物損事故の処理で年越しをした
② 鑑識勤務の時の元旦当直勤務。元旦勤務は事件事故が少ないはずなのに。変死で翌日の新年会参加は最後の15分だけ
交番勤務の時、駅前の繁華街で30歳くらいの女性を駐車違反で取り締まり、青切符で処理した
確認すると、その女性は駐車違反で取り締まりを受けるのはすでに数回目だった。
反則金だけで4~5万円以上払っていることになる
「こんなに反則金払ってるのになぜ改めないんですか?」
と聞いた。
返ってきた言葉に驚き、呆れ、「こんな意識で路上駐車繰り返すドライバーがいるのか」と本気で憤ってしまった
私が警察署に勤務していた時も、警察24時のテレビ取材班が何度か来ました
1週間~10日間くらい、テレビ局のスタッフがパトカーに同乗していました。
警察24時の取材が来ている時の、警察官たちの心情や本音が一部垣間見れるお話を紹介します
私が一緒に勤務していたパトカー乗務員の上司の話です