ついに始まる警察学校 入校当日 ③(携帯電話と印鑑を提出せよ)

警察学校初任科

前回→ついに始まる警察学校 入校当日②(ついに対面!警察学校の教官)

の続き

受付が終わり、自分の寮部屋へと向かいながら、渡された説明用紙を読みました

担当教官の名前や、何期何組などが記載され、その後には

「警察学校は職場であり、学生気分でいる者は不要である。

挨拶や返事は警察官らしく大きな声ですること。」

など等の注意書き、

その次には、今日のこの後すべきこととして

「荷物を置いたら、携帯電話と印鑑を提出するように」

と書かれていました。

携帯電話とお別れの時がやって来ました。

さらに印鑑も提出しろと

警察官にとっての印鑑の重要性について少し書いておこうと思います。

警察官は、仕事で印鑑をよく使います。

勤務によっては、1日の勤務で100回以上押印することもあります。

被害届けや実況見分、交通切符など、警察官が作成する捜査書類にはすべて印鑑を押します。

印鑑を押すのは表紙の一枚目だけではありません。

ほとんどの書類が契印しなくてはなりません

捜査書類に使う印鑑の場合、いわゆるシャチハタ(スタンプ式)は使えません。

必ず、朱肉を使って押印する三文判の印鑑を使用しなくてはなりません。

とにかく警察官は印鑑を押しまくります。

また、被害者や関係者などの前で印鑑を使用することも多いです。

そのため、ぜひ自分の愛着のもてる大切な印鑑を一本持っておくことをお勧めします。

他の印鑑とは絶対に間違うことのない、少しだけいい印鑑です。

100円ショップでも三文判は買えますが、そのような印鑑だと愛着もなく大切にしないため失くします。

仕事で使う印鑑を失くすと実はすごく大変です。

捜査書類というのは、自分が作成してから数ヶ月経った後に訂正が必要になることがよくあります、

その時に作成時に使っていた印鑑を失くしていると訂正ができずに、大幅に手間が増えてしまうことになります。

また、自分の手に合わない印鑑は、何十回も連続で押印していると手が疲れてきます。

朱肉を付けて、紙に強く押し付ける作業ですから、手に合わなかったりすべりやすかったりすると、本当に疲れてきます。

ですので、握りやすくて、デザインも気に入っていて、愛着の持てる自分の印鑑を持っておくことを強くお勧めします

日本はサインだけでなく印鑑を使用する国です。

外国のようにサインだけで本人確認にはならないことが多いです。

どうせ必要になることが多いなら、愛着の持てる一本を持っておくことがいいと思います

私が仕事用と私生活用で購入したちょっとだけいい印鑑を購入した時の選び方についてのブログ記事もぜひ読んで下さい↓。

警察学校入校前に持っていく印鑑は安物は避けるべき理由

次回は入校初日、初めて寮の部屋に入った時のことについて書きます

これから半年間を過ごす生活の場であり、24時間一緒に過ごす仲間とも初めて対面した時の話です

続き→ついに始まる警察学校 入校当日④(これから半年間を過ごす警察学校の寮へ)

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